iPadと百物語

電子書籍など新しいメディアの方向性を決定付けるのではないかと話題の「iPad」。

新耳袋など怪談や歴史奇譚で有名な作家の中山市朗先生のブログ(4/7分)でも、iPadの出現が今後の出版界・メディア業界どう影響を与えるのか?その時クリエーターはどういう方向に進めばいいのかを提示されています。本という形態は残るが、出版のメインストリームは電子ブックへ移るだろうとの事。

また、現在のメディア業界の利益吸い上げ体質・クリエーターにはお金がいかないという悪しき風習に出版業界も飲み込まれるのではないかと危惧されています。

僕もiPadには可能性を感じていて、Webでホームページを見る様な感じにクロスメディア化していくだろうから、映像やらWebに関わっている者としては、書籍という新しい分野にも挑戦できるチャンスが生まれて来ると思っています。

例えばiPadで見られる電子書籍のサンプルとして、こんなのが有ります。

映像や音楽が前面に出てきてますが、あくまでも挿絵の様な扱いで、基本は書籍です。
僕が15年前に「Expand Book」で「A Mai Tuki」というインディーズムービーを電子ブック化した時に考えていた事をやってくれています。
こんなのを見ると、電子ブックを作りたくなりますね。

作るなら、幻想的なのをやりたいな。

ちなみに、明日はlocomoco堂通信社の全社員2名で、中山先生の主催される怪談会に行ってきます。出席者全員が、オールナイトで怪談を披露し合います。
体調を整えとかなくっちゃ。

中山市朗先生のブログはこちら

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