Event Organiserプラグインの完全日本語化
ver. 3.1.7に対応させました。

ver. 3.1.0 → ver. 3.1.7にアップしてます。

Event Organiser 3.1.7

WordPressのイベント管理・イベントカレンダー表示プラグイン「Event Organiser」の現行バージョンの3.1.7(2017-03-22現在)の日本語化を行いました。

この日本語化po及びmoファイル(ウイルスチェック済み)をダウンロード出来る様にしましたので、必要な方はお使い下さい。

日本語化、po、moについての説明はこちらをご覧ください。

WordPressのローカライズ、つまり日本語化 – その1 _関数と_e関数
「WordPressのローカライズ、つまり日本語化」は3部に分けて書いています。 WordPressのローカラ…
WordPressのローカライズ、つまり日本語化 – その2 gettextとPoeditとpot
「WordPressのローカライズ、つまり日本語化」は3部に分けて書いています。 WordPressのローカラ…
WordPressのローカライズ、つまり日本語化 – その3 poとmo
「WordPressのローカライズ、つまり日本語化」は3部に分けて書いています。 WordPressのローカラ…

Event Organiserプラグイン ver.3.1.7 完全日本語化ファイル使用方法

  1. 下のダウンローダーから、 ‘eventorganiser-ja.mo’ ファイルと ‘eventorganiser-ja.po’ ファイルをダウンロードします。
  2. 完全日本語化したいEvent Organiserプラグインのディレクトリ(WordPressサイトの ‘wp-content’ ディレクトリ > ‘plugins’ ディレクトリ > ‘event-organiser’ ディレクトリ)の ‘languages’ ディレクトリ内に有る’eventorganiser-ja.mo’ ファイルと ‘eventorganiser-ja.po’ ファイルを削除します。
  3. 同じ ‘languages’ ディレクトリに、ダウンロードした’eventorganiser-ja.mo’ ファイルと ‘eventorganiser-ja.po’ファイルをアップロードします。

(注:Event Organiserには多言語化されていない箇所が有りますので、若干日本語化出来ない英語表示部分が残っています。)

実際にWordPressが使うのは、’eventorganiser-ja.mo’ ファイルの方だけですが、これはバイナリーファイルなので、ファイルの内容を修正点が見つかった時、修正するのが難しいです。’eventorganiser-ja.po’ ファイルはテキストファイルなので、簡単に修正できるので、参考としてmoファイルとと同居させる事になっています。
poファイルはPoeditなどでコンパイルすればmoファイルとなります。

日本語化ファイル ダウンロード

この完全日本語化ファイルは、実際にプラグインを使用しながら作成しましたが、表現がおかしかったり、今後のプラグインのバージョンアップによる内容変更の為に、オリジナルとは違う日本語訳となる可能性もあります。おかしな点・修正点など有りましたら、修正を加え精度の良いものにしていきたいと思いますので、是非ご連絡いただけたらと思っております。宜しくお願い致します。

「サーバーの DNS アドレスが見つかりませんでした。」と表示された場合の解決方法

「サーバーの DNS アドレスが見つかりませんでした。」が表示された場合、問題の発生源が3箇所考えられます。

「サーバーの DNS アドレスが見つかりませんでした。」と表示された場合の解決方法

WordPressに投稿をしようと管理ページにアクセスしようとしたら、「サーバーの DNS アドレスが見つかりませんでした。」と表示され、アクセスができなくなった人から解決方法の問い合わせがありました。
昨日迄出来た事が突然出来なくなり、かなり焦っていらっしゃいました。

Google Chromeで「このサイトにアクセスできません 〜のサーバーの DNS アドレスが見つかりませんでした。」(Firefoxなら「サーバが見つかりませんでした 〜のサーバーが見つかりませんでした。」)が表示される場合、問題の発生源が3箇所考えられます。

  1. 使っているPCのDNSサーバーの設定
  2. ルーター
  3. ドメイン管理サービスのドメインネーム設定

今回は違うネットワーク上に有るこちらのPCでも、同様に「サーバーの DNS アドレスが見つかりませんでした。」が表示されるので、「1.使っているPCのDNSサーバーの設定」「2.ルーター」でもない様です。

原因はドメイン管理サービスのドメインネーム設定関連か

そこで「3.ドメイン管理サービスのドメインネーム設定」に狙いを絞り、最近ドメイン管理サービスやレンタルサーバの設定で変更した事はないか尋ねてみました。

するとドメインを管理しているのはムームードメインで、ある許可を取る為、自社サイトのドメインのWHOIS情報を会社の登記の住所・連絡先で公開する必要があり、ドメイン管理サービス会社の情報で代理公開していたものから変更したとの事です。

WHOIS情報を変更後の確認メールを見落としていた

ムームードメインではWHOIS情報を変更した場合、ICANNのWHOIS情報正確性確認方針に基づいて、ドメイン登録者情報のメールアドレスに確認メールを送ってくるのですが、それをチェックしていなかった様です。
(確認の猶予は2週間有り、1週間前には再度確認メールが送られて来ます。)

メールではドメイン情報認証の為のURLが送られて来ますが、そのURLで期限内に承認手続きを行わない場合、該当ドメインを利用したサイトの閲覧だけでなく、そのドメインのメールアドレスで送受信ができなくなります。

ドメイン情報認証URLの再送依頼と承認をする

WHOIS情報の管理者情報 (Admin) に載せいているメールアドレスに、ドメイン情報認証URLの再送依頼をムームードメインに送ると、1時間程で再送信され、承認を済ませるとその日の内にサイトの閲覧もメールの送受信もできる様になりました。

情報が有れば簡単に解決する事なのですが、「サーバーの DNS アドレスが見つかりませんでした。」で検索をかけても「1.使っているPCのDNSサーバーの設定」「2.ルーター」が原因の場合の対策がほとんどで、「3.ドメイン管理サービスのドメインネーム設定」についてはあまり見かけないんですね。

サイト検索だけでなく、メールも出来なくなる事も有るので、確認メールにはご注意ください。

Contact Form 7 Datepickerをお使いの方はご注意を

Contact Form 7 Datepickerに非推奨なクラスと関数があります

Contact Form 7 DatePicker

この記事はContact Form 7 ver.4.7とContact Form 7 Datepicker ver.2.6.0に関するものです。

WordPessにフォームを表示させようとする時、最初に思い浮かぶのはContact Form 7だと思います。
使い勝手が良い上に、設定からカスタマイズ、トラブルシューティングの情報を集め易いので、幅広い層に使われています。
また機能を拡張するプラグインが多いのも便利です。

よく使われているContact Form 7の機能拡張プラグインの1つに Contact Form 7 Datepickerが有ります。
jQuery UI の日付ピッカーを使用して、表示されたカレンダーの日付をクリックする事で日付フィールドに日付を挿入させるプラグインです。
html5になり、Google ChromeやOperaなど対応しているブラウザではinput要素のtype属性がdateの箇所にブラウザ独自の日付ピッカーが表示されるのですが、IEやFirefox、Safariなどでの対応が進んでいないので、まだ暫くは必要な拡張プラグインです。
Contact Form 7の最新バージョンはver.4.7Contact Form 7 Datepickerはver.2.6.0ですが、
のこバージョンの組み合わせでも、Wordpressをデバッグモードで運用していると

PHP Notice: WPCF7_Shortcode の使用は Contact Form 7 バージョン 4.6 から非推奨になっています! 代わりに WPCF7_FormTag を使ってください。 in /path-to/plugins/contact-form-7/includes/functions.php on line 357

PHP Notice: wpcf7_remove_shortcode の使用は Contact Form 7 バージョン 4.6 から非推奨になっています! 代わりに wpcf7_remove_form_tag を使ってください。 in /path-to/plugins/contact-form-7/includes/functions.php on line 357

と警告が出ます。
Contact Form 7 Datepickerに非推奨のクラスや関数が使われている様です。

WPCF7_Shortcode に関しては、「Contact Form 7」サイトの「Contact Form 7 4.6」リリース情報に、

WPCF7_Shortcode クラスは廃止予定につき使用非推奨になります。カスタムコードで WPCF7_Shortcode を使用している場合は WPCF7_FormTag に変更してください。

と書かれています。

そして次のクラスと関数が廃止予定なので、代替のクラスと関数に置き換える様にとの事。

廃止予定 代替
WPCF7_Shortcode WPCF7_FormTag
WPCF7_ShortcodeManager WPCF7_FormTagsManager
wpcf7_add_shortcode() wpcf7_add_form_tag()
wpcf7_scan_shortcode() wpcf7_scan_form_tags()

 

wpcf7_remove_shortcode について書かれたものはないのですが、PHP Notice から wpcf7_remove_form_tag に置き換えてやる必要が有ります。

PHP Notice では plugins / contact-form-7 / includes/functions.php on line 357WPCF7_Shortcodewpcf7_remove_shortcode が使われている様になっていますが、実際はincludeされた Contact Form 7 Datepicker ver.2.6.0 のコード内のものに警告が出ている筈ですので、調べてみると、

WPCF7_Shortcodeplugins / contact-form-7-datepicker / modules / datetime.php 25〜26行

plugins / contact-form-7-datepicker / modules / date.php 31〜32行

に有るので、

と置き換えてやります。

wpcf7_remove_shortcodeplugins / contact-form-7-datepicker / modules / date.php 145〜153行

にあるので、

と置き換えてやります。

これで警告は出なくなります。

SSL環境でCeltispack oEmbed extendを使うには

SSL化サイトのブログカードが表示されなくなった時の対処方法

セルティスラボ

最近、WordPressでも他サイトへのリンクをoEmbedを使ってブログカードで表示させるのが流行りですが、表示させる方法の一つにプラグインのCeltispack oEmbed extendを使う方法が有ります。

Celtispackセルティスラボさんが公開しているWordPressのプラグインパックです。
oEmbedを使った他の方法と同様、投稿記事内に直接URLを書き込むだけで、そのURLがOGPの設定がされていると、自動的にURLを書き込んだ位置にブログカードとして表示してくれます。
(↓こんな感じ。htmlとcssはカスタマイズしてます。)

WordPress Plugin : Celtispack
WordPressでブログをしているなら絶対おすすめの Celtispack プラグインパックの紹介です。高速化や画像最…

WordPress4.4以降に備わっている機能を使うよりもサーバの負荷を減らせるなどの点で有利な為、使わせてもらっています。

動作も軽く・安定していたのですが、サイトをSSL化した途端、自サイトのページがブログカードとして表示されなくなってしまいました。

そのレスポンスをvar_dumpしてみると

「SSLサーバ(ここではxserver)のホスト名がリクエストしたURLのホスト名と一致しない。」とエラーになっています。

そこでエラーを無視してアクセスを続行させ、HTTPリクエストのレスポンスを取得出来る様にしてやります。
具体的にはHTTPリクエストでSSL検証をさせない様にhttp.sslVerifyパラメータをfalseにしてやります。(今回使っている celtispackは ver 2.3.1、WordPressはver 4.7.2 )

Celtispack oEmbed extendのコードは
celtispack/modules/oEmbed/oEmbed.php
に書かれています。
130〜131行の

の連想配列$argsでHTTPリクエストのパラメータを設定しているので、SSLを検証させない様、ここにhttp.sslVerifyパラメータをfalseにする設定を加えてやります。

これでブログカードが表示される様になります。

因みにwp_safe_remote_get() は
wp-includes/http.php の67〜71行に記述されています。

_wp_http_get_object() から返ってきたオブジェクトが
wp_safe_remote_get() に返されています。

_wp_http_get_object() もwp-includes / http.php の22〜29行に記述されています。

_wp_http_get_object()
celtispack/modules/oEmbed/oEmbed.phpの131行目の
wp_safe_remote_get( $url, $args ) の引数の $url と $args を使ってGETしたWP_Http()オブジェクトが返されます。

$argsのキーと値の詳細は、wp-includes/class-http.php の104〜143行目のコメント欄に書かれています。

P3 (Plugin Performance Profiler) の日本語化

P3 日本語化ファイルを見かけないので、作りました

P3 (Plugin Performance Profiler)

インストールしたプラグインの処理速度を計測し、WordPressに負担をかけているものを特定したい時、定番なのがP3 (Plugin Performance Profiler)です。

よく使われる割に日本語化されず、プラグインに予め含まれている多言語ファイルはトルコ語だけと言う状態(なぜトルコ語?)。日本語化poファイルもmoファイルも見かけないので作成してみました。

しかし作成はしてみたものの、’load’ やら ‘profiler’ やら ‘scan’ やら、長文以外は日本語より英語のままの方がイメージが伝わり易い様な気もします。
今回は’YSlow’ や ‘Google PageSpeed’ など日本語化できない箇所も多かったですから、86%の日本語化となっています。

バイナリ化した日本語化moファイルと、Poeditやeditorで修正出来るpoファイル(ウイルスチェック済み)をダウンロード出来る様にしましたので、宜しければお使い下さい。
この日本語化ファイルは、当方の環境では問題は起きていませんが、使用環境の違いでトラブルが発生する事が有るかもしれません。万が一不具合等が発生しても当方では責任を負いかねますので、ご容赦ください。使用に際しては自己責任でお願い致します。

P3 (Plugin Performance Profiler) の日本語化ファイル使用方法

  1. 下のダウンローダーから、’p3-profiler-ja.mo‘ ファイルと ‘p3-profiler-ja.po‘ ファイルをダウンロードします。
  2. 完全日本語化したいP3 (Plugin Performance Profiler) プラグインのディレクトリの ‘languages’ ディレクトリ(WordPressサイトの /’wp-content/plugins/p3-profiler/languages/ )に、ダウンロードした‘p3-profiler.mo‘ ファイルと ‘p3-profiler.po‘ファイルをアップロードします。

これだけで日本語化できます。

実際にP3プラグインで試しながら日本語化しましたが、日本語訳が熟れていなかったり、英語のままの方が良い箇所も有ると思います。またおかしな点や修正した方が良い箇所も有るかもしれません。
日本語化ファイルを良いものにしていきますので、お気づきの点が有りましたら、是非ご連絡下さい。
宜しくお願い致します。