7月21日、最後のスペースシャトル「アトランティス」が帰還し、30年にわたったスペースシャトル計画が幕を閉じる。
着陸するスペースシャトルと管制室のニュース映像を見ながら、「最初のスペースシャトルが打ち上げられた時は何をやってたんだっけ?学生で、SFマニアの先輩と8mm映画を撮ってたな。」などと感慨に耽っておりましたが。
が、このニュース映像に、とある日本人の作ったWeb programが映っていた様なんです。
それはGoogleマップ上に国際宇宙ステーションやハッブル宇宙望遠鏡の軌道をリアルタイムに表示する「GoogleSatTrack」(GST)。
7月27日のITmediaニュースでも写真・映像付きで紹介されていますが、GSTはメインのモニターの真ん中に、デンと大きく表示されています。
スタッフもじっくり見てるし。
日本人の手によるものとの事で、世界的に有名な軌道力学の専門家の方が手掛けたものかと思いきや、柏井勇魚さん(この時の感想をつづったブログはこちら)という書籍の編集・ライターの方が、個人の趣味で作っているWeb Applicationなんだそうですわ。
すばらしい。
アマチュアの手で、技術の世界の頂点で認められるものを作るなんて。
それを権威や肩書きでなく、いいものを素直に認められるNASAのスタッフの度量の大きいこと。
すばらしい。
凄すぎて破顔する、っていうのになりましたわ。
一番驚いているのはご本人の様ですが。
久々に、爽快な気持ちにさせていただきました。
今後の発展に期待します。